Islander Ukuleleを手に入れた!
アロハ♪
Islander (アイランダー)のコンサートウクレレを購入したので何故ウクレレを購入したのか、何故アイランダーを選んだのか、ウクレレを選ぶ際に気にしていたポイントなどお話ししたいと思います。
おしながき
何故ウクレレ?
このブログの著者はアロハシャツとコーヒーが好きなカメラマンだったはず。
何故急にウクレレ?と思うかもしれませんが、実は私、カメラをやる前は音楽家だったのですw
大学・大学院では現代音楽の作曲を専攻したガッチガチの学術バックグラウンドがあるのですが、そもそものルーツは高校の時に始めたエレキベース。
それから楽器歴で言うとエレキベースからコントラバスに移り、作曲専攻の性質上オーケストラで扱う楽器は全て知っていないとダメという事で、西洋楽器はヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、フルート、クラリネット、オーボエ、ファゴット、サックス、トランペット、トロンボーン、ホルン、ピアノ、そして基本的な打楽器、東洋音楽では雅楽の龍笛の経験があります。
ちなみにこの中で一番才能があったのは実はサックス。先生からお前コントラバス辞めてサックスやれって言われましたw
色々理由があって2013年に台湾に住んでいる音楽家の友人に作曲家として呼ばれたのを良い記念にし音楽活動を辞めたのですが、最近ちょっとまた音楽をやりたいなと思い始め、そんな時に目に止まったのがおばあちゃんが子供の頃にくれたウクレレ。
弦は張り替えたといはいえ、30年以上前に購入されたウクレレですし、手入れなど一切されていなかったのでネックが曲がってフレットもチューニングが狂ってる~など決して真剣にウクレレを習うのに向いている状態ではないのですが、ちまちま練習していたらどんどん楽しくなってきたので、ちゃんとしたやつを購入したい~という流れになったわけです。
選ぶときのポイント
ウクレレを選ぶ際に考えていたのは以下のポイント
- $200以下
- 小さすぎない
- 高音域のフレットもチューニングが狂っていない
値段に関しては初心者がいきなり高価な楽器を買うのはどうかな~と思ったので何となく設定した数字。
サイズに関しては、おばあちゃんがくれたウクレレはソプラノサイズなので手が小さい人向けのサイズ。
ベースを弾いていた事があるので、自分にはテナーかコンサートサイズかなと。
ちなみにソプラノ・コンサート・テナーはどれもチューニングが同じで、違いはボディのサイズによる音色や音の太さの違い。
バリトンウクレレだとチューニングがギターと同じになる(らしい)。
そして高音域に関してですが、これは安いギターとかで特にある症状で、低音域のフレットは大丈夫でも高音になると音が鳴らなかったり、鳴ってもチューニングが狂ってるなどで使い物にならないと言う事があります。
ギターだったら5万円以上だせばこの辺は心配ないですが、果たしてウクレレはどうでしょう?
Islander Ukulele
タイトルにもありますが、今回購入したのはこちら。
カッコいい~。可愛い~。
Kanile'a(カニレア)の姉妹ブランド?カジュアルブランド?ビギナー向けブランド?であるIslanderのコンサートウクレレです。
ウクレレの世界ではトップブランドは大体Kの文字から始まるという謎の法則がありますが(KamakaとかKoAlohaとか)、Kanile'aもそのトップブランドの一つ。
Kanile'aはハワイ語でJoyful Sound (喜ばしい音、幸せな音、楽しい音など)を意味するらしいです。カニレアを立ち上げたのは元消防士のJoe Souza(ジョー・ソーザ)で、1998年設立の比較的若いブランドですが、そのクオリティーの高さで一気に人気ブランドに。
しかしカニレアのウクレレはどれも$2,000以上。
初心者がいきなり手を出すブランドではない。
それでも誰もがウクレレを買えるようにとカニレアが立ち上げたのがアイランダーブランドです。
高品質ながらリーズナブルな価格で買えるという事で初心者に人気です。
ちなみに何故そもそもカニレアの事を知っていたかと言うと、近所のモールにカニレアのお店があるからですw
お店の名前を見て扱っているウクレレを調べていたらカニレアにはアイランダーというブランドがあると知ったので本日偵察に行った流れで購入しました。
サスティナブル
余談ですが、アイランダーはとってもサスティナブルなブランド。
ウクレレを一本作るごとにコアの木を一本植えているそうで、楽器を購入するとどこに植えられているかの緯度経度が書かれている証明書がついてきます。
なのでサスティナブルを意識されている方にはオススメのブランドです。
テナーにするかコンサートにするか
男子がウクレレを始める際に迷うのがテナーにするかコンサートにするか。
ちなみに性別差別的な意味ではなく、手のサイズが大きい方という意味ですね。
値段的にはテナーの方がコンサートよりちょっと高い感じ。
音はテナーの方がより丸みがある感じ。
音に関してはサイズの他にも木材も勿論大きな影響がありますが。
今回選んだのはコンサートタイプで、木材はマホガニー。
お店のお姉さんはコンサートタイプが一番一般的なウクレレだから、まずはこれに馴染んでおけばその後ソプラノにもテナーにも移行しやすいわよ~と勧められました。
ちなみにテナータイプにはこのホヌのデザインがなかったのもコンサートタイプを選んだ理由の一つw
お値段は$250とちょっと予算オーバーですが、楽器との出会いは一期一会。
先ほど上げた気にするポイントも予算以外は問題なし。
大丈夫、普段カメラ機材の値段を見ているので(お金は全くないけど)お陰で金銭感覚は狂ってますw
ウクレレ爺さんが現れた!
ウクレレを購入してウハウハとモールを出ようとしたら「ウクレレ買ったんか?」と先ほどカニレアの店内で見かけたおじいさん(以下ウクレレ爺さん)に声をかけられました。
私:(ヤバい、変な人にからまれた。レッスンの宣伝か楽器売りつけてくるのか?)など警戒しながら「ワタス音楽知識あるんですよ~。エレキベースやってたんですよ~」とレッスン大丈夫よアピール
ウクレレ爺さん:「おぉ!ベースやっとたんか!じゃベース・ウクレレ知っとるか?」
私:「何それ美味しいの」状態。
ウクレレ爺さん:「ワシ3つも買うてもうたわ~」
私:(あ、これ気をつけないと要らない楽器売りつけてくるパターンや)と思い、「今楽器買ったばかりだから他の欲しくなりたくなーい」
と何とか逃げましたw
そして帰宅後ベースウクレレとは何ぞと調べていたら比較的新しいウクレレのタイプで、その名の通りウクレレの形をしたベースです。
通常のエレキベースよりフレット数が少ないコンパクトな感じで可愛いじゃないか。
そしてYouTubeでベースウクレレをスラップ奏法で弾いている動画を見て衝撃。
欲しい。
エレキベースを弾いていた時は指弾きよりもスラップの方が好きだったんすよワシ。
しかも$200くらいで買えるんですよ。
あ~あ、これはその内買っちゃうな~。
その内ブログのタイトルが「アロハシャツとコーヒーとウクレレ」になったら察してくださいw