アメリカの隠れオタク事情
アロハ♪
今日はブログテーマと全然関係ないし、ハワイとも関係ないけど、個人的にとても面白いと思ったアメリカの隠れオタク事情について。
この情報を世に出してアメリカの男子に恨まれないか怖いですが、まぁ大丈夫でしょうw
そして初めに言っておきますが、この情報はあくまで2010年ごろのボストンで私が体験した事がベースとなっております。私が通っていた学校には他州からの生徒の方がむしろ多いのでボストン以外にも該当すると思いますが、全ての州に該当する事ではないという事は一応言っておきます。
おしながき
MTG
今日暴露するアメリカの男子の隠れオタク事情とはMTG、そうMagic The Gathering(マジックザギャザリング)の事。
このカードゲームは1993年にWizards of the Coast社より発売された物で、現在でも根強い人気を誇っており、日本人に馴染みがあるカードゲーム「遊戯王」もこのMTGをベースに作られています。
MTG初期の頃はゲームバランスを簡単に壊してしまうような壊れカードがあった為、そういったカードは大会での使用は当然禁止。生産もすぐにストップされたのでその性能と希少価値が相まって現在ではとんでもない高値で取引されています。
最も有名なのは「ブラックロータスですね」
このカードは安い物でも数百万円、高い物だと数千万円で取引されます。
アメリカのオタク事情
アメリカのオタク男子はだいたい2種類に分けられます。
まずは私の様に見た目もオタクだし、中身もオタク。周りにオタクとバレる事を気にしないタイプ。
そしてもう一つが見た目がオタクじゃないけど、中身が実はオタク。絶対に回りにバレたくない隠れオタク達w
この隠れオタク達の中でもMTGをやっている男子の行動が非常に面白いのですw
典型的なMTG男子の行動
いくつかリストします。
- 決してみずから周りにMTGをやっている事を言わない。
- みずから明かす事をカミングアウトというw
- バレた場合は何とか引きずり込み一緒に秘密を共有しようとする。
- こいつMTGやってそうだなと感づいても声をかけるのは超慎重。
- 大会で知り合いに会うと超気まずい。
- カードを買いに行く時はカードショップに入るのを見られないようにする。
何かこうやってリストするとヤバい薬やってる人のリストに見えますが、実際アメリカの隠れオタク達は薬をやってる事やLGBTである事よりもMTGをやっているのがバレる事を恐れています。
ちなみに何故私がこの事を知っているかと言うと、私のルームメイトがMTGファンだったからですw
ある日帰宅したらリビングのテーブルでカードを広げていたルームメイトに出くわし事情を知らない私が「何やってんの~?」と興味津々で聞いたらおそらくルームメイトは「こいつはオタクジャパニーズ。秘密を共有しても大丈夫だろう」と判断したのでしょう。色々と事情を話してくれました。
そしてその日から学校内にいるである隠れMTGプレイヤーを探すミッションが始まったのです。
上記の通り決してバレてはいけないので(自分は別に良いけどルームメイトはバレたくない)こいつはMTGやってそうとか、こいつはやってなくても興味持ってくれそうとか目を付けて声をかけ、学校を卒業する頃には7~8人頻繁に集まって一緒にMTGやってましたかね。
最近は昔よりも世間がオタク事情に優しいので、ここまでひた隠しにする人はそんなにいないかもですが、この隠れMTGファンの環境は面白すぎるので現在もこの文化が失われてないと良いな~w
アメリカ人の旦那さんをお持ちの方は是非昔MTGをやっていたか聞いてみて下さいw
ではまた。