アロハシャツとコーヒー

ハワイ在住のアロハシャツ&ハワイアンコーヒーオタクのブログ。

元消防士が始めた焙煎所:Tradition Coffee Roasters

アロハ♪

 

今日は久々のコーヒーネタです。

おそらく自宅から最も近い場所にある焙煎所w

車で10分のまさかの場所に焙煎所があったので行ってきました。

焙煎所にあるカフェの雰囲気と今日買った豆のファーストインプレッションを報告したいと思います。

 

おしながき

 

Tradition Coffee Roasters

今日行ったのはTradition Coffee Roasters。

ニューヨークで長年消防士をしていた方が立ち上げた焙煎所で、焙煎所自体はオープンから4、5年ほどらしいですが、カフェが出来たのは去年の4月だそうです。

 

だからですかね、2年ほど前に焙煎所を探していた時に検索に出てこなかったのは。

 

最近になってカイルア周辺でカフェなどを調べているとTradition Coffeeが出てくる様になったので、最近ブログのテーマから外れてる記事ばっかりだったし、良し行ってくるかと今日偵察に行きました。

 

ちなみに何故元消防士の方がコーヒー?と思うかもですが、ホームページによると、消防士の方は仕事がらいつもコーヒーを飲んでおり、仲間と一緒にコーヒーを飲む時間はとても大切な時間なんだとか。新しい消防署に配属されるとどこに行ってもまずは一緒にコーヒーを飲む事から始まるそうです。

 

こう言う話、なんか好き。

 

Tradition Coffee Roastersさんの提携先を見るとダウンタウンにあるHalf Fullを始めとする自分が行った事のあるお店の名前があったので、実は知らない間にこちらの豆を使ったコーヒーを飲んだ事があるようです。

 

Kapaa エリア

Tradition Coffee Roastersがあるのは一応カイルアですが、皆さんが想像するお洒落な街カイルアではなく、カネオヘとカイルアの間にあるKapaaというエリアが正しい表現です。

 

Kapaaはオアフの東側に住んでいる方なら馴染みが深いエリアで、Kapaaを知ってる人からすると、「え!そんな所にあるの?」と言う場所。

 

Kapaaは大きなゴミ収集所があるので有名な場所で、東オアフに住んでいる方は引っ越しの際に出る大量のゴミを捨てるのに利用する場所です。

 

私は高校生の時オアフに何軒も家を持つ叔父さんの手伝いでテナントが出た後の片づけ+ゴミ捨てでKapaaに何度も行っているのでとても馴染み深いエリアです。

 

ゴミ収集所がある関係でこのエリアは中々人里離れており、正直用が無ければ行きたくない場所。街灯が無いので夜は絶対に危険だし、ホームレスの方が暮らしているバンが路肩に止まっていたりするので、治安は決して良いと言えないです。

 

しかし最近ではこのTradition Coffee Roastersを始め、このエリアにワイナリーやウィスキー蒸留所が出来たりとそこそこ活気があります。

 

ちなみにバスが通ってないので行くとしたら車必須です。

 

お店の雰囲気

©masaki jonathan

そんな場所にあるので絶対お店ガラガラだべと思ってましたが着いてびっくり。

あらま、そこそこな人気店w

 

スタッフさんいわく雨の日は結構混むとの事。(今日は雨でした)

 

お客さんの写り込みは避けたいのであまり店内の写真は撮れませんでしたが、例えばオーナーが消防士時代の写真が飾ってあったり、グッズが売ってあったりと中々お洒落な雰囲気。

©masaki jonathan

Wifiもあるので常連さんと思われる方がパソコンで作業してたりと、車さえあればノマド用途でも良さげな場所。

 

スタッフさんは非常にフレンドリーです。

ハワイでは珍しいプアオーバー(ハンドドリップ)を結構推している印象ですが、他のお客さんのオーダーを見る感じラテアートをやってたりとそちらも力を入れている様です。

 

ちなみにTradition Coffee Roastersでは焙煎所のツアーや、テイスティング、プアオーバーのレッスンなども受ける事が出来るのでその内ツアーに参加してみたいと思います。

 

Lava Legacy

スタッフさんに豆買いたいんよ~と言ったら、軽め、普通、ダークどれが好きと聞かれたので、ダークと言ったら所Lava Legacyを勧められました。

©masaki jonathan

Lava LegacyはTradition Coffee Roastersで一番ダークな焙煎で、豆は100%グアテマラ。

グアテマラはスタバでも使用されている豆なので、豆の産地を意識した事が無い方でも知らない間に飲んだ事がある、おそらく一般的に最も馴染みが深い豆の一つかなと思います。

 

ちなみにグアテマラのコーヒー農園は度々Child labor(児童労働)が問題となっている所があるため、グアテマラの豆を購入する際はその辺をちゃんと意識している焙煎所から買う事をオススメします。これに関してはカカオも同じですが。

 

豆を購入する前にお店で飲んでみたいので、スタッフおすすめのプアオーバーで飲んでみる事に。

 

ダーク系は過去にトラウマレベルで美味しくなかった豆の経験があるのでちょっと緊張。

 

プアオーバーの印象はかなり良い感じ。

プアオーバーで引き出せるボディとしてはこれくらいが程よいという感じで、バリスタさんの腕が良かったのねと言う印象。

 

苦味とボディ強めですが、酸味というかフルーティーさも少しあるので平面な味ではないです。

個人的には香ばしさとフルーティーな感じが後数パーセントあったら良いなと思いますが、シングルオリジンに自分の理想的な味を押し付けるのは良くない楽しみ方だと思います。

 

とりあえず買ってみて自宅でエアロプレスで淹れてみたいと思います。

 

エアロプレスで淹れてみた

豆はこんな感じ。

ちなみに焙煎されたのは6日前です。

©masaki jonathan

アップにしてみましょう。

©masaki jonathan

エアロプレスで淹れる時は最近は、

豆16g

挽具合は手動コーヒーミルを一番細かい設定から4クリック程緩めた設定

水200G

抽出時間1分30秒

を規準でやっています。

 

最近ダークローストの豆で淹れてなかったので、もしかしたらこれだと濃すぎるかもですが、今日はファーストインプレッションと言う事で普段通りでやってみたいと思います。

©masaki jonathan

感想、

これはこれであり。

でもレシピは要調整。

 

お店で飲んだ時よりもかなり苦味とボディ強め。

それ自体は個人的にありですが、ただ単に苦味とボディを求めるなら別にこの豆じゃなくても良くね?となってしまうので、せっかくならお店で飲んだ時の様にもう少しフルーティーさを引き出したい所。

 

豆をもう少し荒く挽いてみたり、抽出時間を1分くらいにしてみたりとまだまだ実験できる要素は大です。

 

ちなみにこれはブラックで飲む前提の場合ですね。

 

カフェオレにしたりチョコレートを入れたり何かしら甘さを加えるならこれくらいの苦味とボディの方が良さげです。

 

それか思い切ってさらに苦味を強めに出してお湯で割ってアメリカーノスタイルで淹れるのも良さげ。

 

もし個人的にこの淹れ方が一番好きよというのにたどり着いたらその時はまた記事を書こうと思います。

 

ではまた。