個性的アロハシャツの代表格:Jams World
アロハ♪
今日ご紹介するアロハシャツは個性的なデザインを語る上でここを紹介しないという選択肢はないと言っても過言ではない、Jams World (ジャムズ・ワールド)をご紹介します。
本当はもっと前から取り上げたかったのですが、着画やアロハシャツの物撮りが間に合わず。。。最近ようやく2着ほど自撮りできたのでご紹介します。
おしながき
Jams World とは
Jams World (ジャムズ・ワールド)がどんなブランドかはまずはこちらの画像を見て判断していただきましょう。
じゃん!
ジャムズワールド (以下ジャムズ)に詳しい人からしたら「なぜにこれを選ぶ!?」と言われるかもしれませんが、これ好きなんですよね~。
こちらはKatarinaと呼ばれるデザインでジャムズでは珍しい白黒デザイン。
ジャムズのアロハは基本的にこういった大柄で大胆なデザイン、そしてこれは白黒だけど、基本超カラフル~と覚えてて下さい。
ジャムズのサイトを見て頂ければ一目瞭然ですが。
こんな個性的なスタイルなので新しいブランドと思われるかもしれませんが、ジャムズはアロハシャツではそこそこな老舗。
創業者のDave Rochlenは当時出回っていたサーフパンツのデザインに不満で、自分が穿きたいと思える物がなく困っていました。そんな中1964年、Daveに転機が訪れます。
観光客がパジャマを着て黒海を泳ぐ写真がLife Magazineに掲載され、それをみたDaveはこれだ~!と衝撃を受けます。そして妻にパジャマの裾を切ってもらいそれをサーフパンツにした、というのがジャムズの始まり。
ジャムズのアロハシャツはハワイの人が作っている、柄がトロピカルインスパイアなシャツ、という枠ではアロハシャツと言えますが、物によってはカラフルな線が走っているだけだとか、ペイントアート的なデザインの物もあるので、デザインによってはこれはアロハシャツか?と言えるような物も結構あるのですが、そんな事どうでも良いのですw アロハシャツの定義は難しいですが、個人的には「アロハスピリットを持って作られたシャツ」はアロハシャツと呼んで良いのですw
素材も最高
ジャムズのアロハはその個性的なデザインが注目されがちですが、ジャムズのアロハは素材も一級品。
アロハシャツらしくレーヨンを採用していますが、ただのレーヨンではなく、スパン・クラッシュド・レーヨンという独自の物を採用。
このスパン・クラッシュド・レーヨン、通常のレーヨンと何が違うと言いますと、シワになりやすいレーヨン素材の弱点をあえて逆手にとって、あらかじめシワ加工がされているのです。そして聞いた話によると、そのシワ加工は日本のどこか山奥でおじいさんがドラム缶の中で手作業でやっているとかなんとか。
このシワ加工、何がすごいって肌触り。シワのおかげで生地が肌に触れる面積が少なく、通気性も抜群です。初めて着たときは軽く感動したのを覚えています。
ちなみにこれはアロハの下に何も着ない時の話。日本では下にTシャツを着る方が多いですが、ジャムズのアロハに限らず、初めて着るアロハは是非一度は下に何も着ないで直接着てみて下さい。アロハシャツメーカーやデザイナーの方達は直接着た時の肌触りを大事にして素材を選んでいるので、アロハシャツ布教者としてはこれは伝えておきたかった~!
パーツパーツを見てみよう
ではここからは私が所有するジャムズのアロハのパーツパーツをアップしてみていきましょう。私は3着ジャムズのアロハを所有しているのですが、今回パーツ写真が間に合ったこちらを取り上げてみたいと思います。
こちらはPalmier (パルミエ)というデザイン。ちなみにパルミエとはPalm = ヤシに由来する名前で、デザインもそうなのですが、パルミエパイというお菓子の名前でもあります。是非ググってみて下さい。あ~あれか!となるはずw
それはさておき、こちら、さわやかなブルーと、ペイントブラシで書かれた様なタッチのデザインがたまりません。
襟元はこんな感じ。
素材はレーヨンですが、襟元はアロハシャツにありがちなオープンカラーではなく、スタンダードタイプ。ジャムズのサイトではモデルが首元のボタンまで閉めてる画像がちょいちょいありますが、正直ハワイで首元のボタンまで閉めて人に出会った事がありません。
ボタンはこんな感じ。
シャツのデザインにマッチしたプラスチックボタンを採用。最初にお見せしたKatarinaもシャツにマッチした白黒ボタンが採用されています。
流石$100以上するシャツ、こういう所まで手が回るのはさすがです。
そしてポケットは当然
アート性が高いアロハシャツでマッチングポケットをやるのは本当に贅沢です。アロハスピリットを感じます。ただし、ポケットにサングラスをひっかけたりすると結構生地が伸びやすいのでご注意を。
背中はこんな感じ。
タイプの名前がわからないのですが、背中はフラット。
サイズ感で言うと、日本だとMサイズの私だとSサイズが丁度よいです。
先週ご紹介したParadise Foundのアロハも大き目サイズで、Sサイズが丁度良いと書きましたが、ジャムズのサイズ感はParadise Foundより若干小さ目です。
着用イメージ
冒頭のKatarinaと着用感は一緒ですが、参考までに。
肩回りは余裕があり、ボディもシュッとしている感じ。私はジャムズを仕事に着ていく時は、今日はちょっとリラックスモードで行きまーすという時ですw
著名人も着てます
某伝説のイギリスのバンドのギタリストで、あだ名が教授の方がジャムズのイルージョンというデザインのシャツを着ていた画像を見かけた事があります。もしかしたらメンズアロハは終売かもですが、レディースのドレスとかはまだあるようです。
ショップ
ちなみにジャムズはアラモアナショッピングセンターに店舗があります。以前はディズニーストアの隣だったのですが、最近向かい側に移転したとか。
いつもいるかは分かりませんが、日本語を話せるショップスタッフの方もいるので、自由に観光が出来るようになったら是非お店の方もチェックしてみて下さい、ってなんかこうやって書いてるとジャムズの回し者と勘違いされますねw 安心して下さい、ただのファンですw
ではまた。