アロハシャツとコーヒー

ハワイ在住のアロハシャツ&ハワイアンコーヒーオタクのブログ。

ハワイでの撮影を楽しむために覚えておきたい注意点 2022年9月更新

【2022年9月28日に更新】

アロハ♪



渡航制限が緩和され今年のGWこそハワイ旅行を楽しむぞ~という方も多いのではないでしょうか?

 

そして旅行といえば写真!

 

という訳でハワイ在住カメラマンの目線から、ハワイでの撮影を楽しむ為に覚えておきたい注意点を今日はまとめたいと思います。

 

おしながき

 

撮影禁止エリア

最近、法案38という物がサインされてしまい正式に法律となってしまいました。

この事によりオアフ島での撮影禁止エリアが増えてしまったのです。

今回撮影禁止エリアに含まれてしまったのはオアフ島東海岸にあるWaimanalo BeachからMakapuu Beachというウェディングフォトで人気のフォトエリアです。

ちなみにインスタ等でおなじみの「橋の下の写真」、Makai ピアーもこのエリアに含まれています。

具体的に撮影禁止と言いますと、一切の商業アクティビティの禁止を指しますが、利益が発生していない撮影もお金を払って許可を得ないと罰金対象となります。

 

これ、具体的に説明されている物が見当たらず、ハワイのカメラマンの間でも大分混乱を招いているのですが、この法律をそのまま当てはめると観光客がスマホで写真を撮るだけでも罰金対象になりうるんですよね。。。さすがにそんな事はないと思いますが。

 

実際全てのビーチでライフガードがそれらを取り締まっているかと言うとそんなことはなく、なんなら海で撮影しにいった時にライフガードがいたという事は一度もありません。だからといって気にしないで撮影しましょう~とはさすがにお勧めしません。

なんせ写真なり動画なり撮影してSNSなどにアップすれば自ら証拠をさらす事になりますから笑

 

個人的に恐れているのはこの法律を悪用して観光客をカモにするホームレスや地元の不良たちです。特に今回禁止エリアとなった東海岸は結構治安が悪いエリアが多く、窃盗率も高いです。

 

あと実はこの法案38以前にも実はノースショアやカイルアビーチ、ラニカイビーチエリアも実は撮影禁止エリアでした。なので今回の法案がサインされた事によりオアフ島の1/3近く(多分)のビーチが撮影禁止となってしまったのです。

 

ハワイで綺麗なビーチを撮影したいという方は事前に撮影禁止エリアではないか調べる事をお勧めします。

 

波に背を向けるな

これは地元民の間では常識となっていますが、ハワイの海で撮影する際は波に出来るだけ背を向けないで下さい。

というのも急な荒波に機材を持ってかれるという事は良く耳にします。

某超有名フォトグラファーもハワイで撮影中にストロボ一灯波に持っていかれたとか笑

 

機材を持ってかれるだけならまだ良い方で、海で撮影していて荒波にさらわれ命を落とすと言う事は残念ながらハワイでは良くあることです。

 

砂浜があるビーチでしたら大丈夫ですが、それ以外の、急に海の状態が変化しそうな場所では十分気をつけてください。

 

【追加】突風に注意

海が見える場所での撮影の際は突風に注意してください。

旅行で来られる際は大がかりなライティング機材を持ってくる事はあまりないと思いますが、撮影中にライトスタンドが突風で倒される事は良くあります。

私も一度経験済みw

 

そしてライトスタンド以外にもっと気を付けないといけないのが帽子。

ハワイで撮影する際、やはり外は暑いし眩しいので日焼けよけと遮光の意味で帽子は必須です。

が、突風に帽子を持っていかれる事は良くありますw

なので可能であればネックストラップが付いている物をオススメします。

といってもオススメしている本人はまだ理想の帽子に出会えてないのですがw

 

そして先日帽子を飛ばされ久々に全力疾走しましたw

普段から筋トレやらランニングやらをしているので体力的には大丈夫だったのですが、

もしちゃんとした靴を履いていなかったらまず追いつかなかったですね。

 

【追加】充電器

意外とあまり見ない情報が充電器とかコンセントについて。

一昔前なら変圧器は必須だったと思うのですが、実は最近のアダプターは優秀で、変圧器なしでも大丈夫です。コンセントも日本の充電器をそのまま刺せる形となっています。

電圧はハワイの電圧は110とか120Vとかで日本より若干高いですが、電化製品のアダプターをよく見ると大抵の製品は100から240Vまで対応と書いてあるので問題ないです。

 

機材の現地調達は諦めて

これ、自分が日本を出る時に知っておきたかった事です笑

ハワイにカメラ屋さんと言える様な場所は一件しかなく、場所も車を持っている現地民じゃないと行くのが面倒な場所にあります。しかも仮にたどり着いたとしても品切れ状態の商品ばかりです。ちなみにPro Camera Hawaiiという場所です。お店の人はとても親切なのですが、世界的に供給不足なので仕方ないですね。

 

Pro Camera以外で機材を売っているのは家電量販店Best Buyという所ですが、これも車がないと行くのが不便な場所にあります。そして品揃えも家電量販店レベルです。

 

動画を撮影する方ならハワイではNDフィルムーは必須です。絶対に忘れないようにしましょう。

 

そしてハワイで最も調達が難しいのがバッテリーです。

数年前からリチウムイオン電池の規制が厳しくなってしまった為、現在ハワイ住民はアマゾンやB&H等オンラインショップからリチウムイオン電池を買う事ができません。

先ほどあげたBest BuyやPro Cameraで仕入れている時はありますが、品揃え状態が多く基本的に純正バッテリーを買う事は非常に難しいです。

 

ちなみにハワイで一番多く使われているのはキヤノンです。なのでキヤノン用のバッテリーだったらサードパーティーの物が売られている事が多いです。

 

純正バッテリー派の私はお勧めしませんが。。。

 

【追加】サービスセンターはない

ハワイに修理センター・サービスセンターを置いているメーカーはありません。

コロナ以前はキヤノンはサービスセンターがあったのですが、コロナ中に無くなってしまいました。

なのでもし旅行中カメラトラブルがあっても直ぐに修理に出せる場所がありません。

大事な撮影がある際は予備カメラを絶対に忘れずに。

 

余談ですが、上記の理由で個人的にはサードパーティーのレンズを使うという選択肢はありません。というのも、もし何か問題が発生し修理に出す際に、ボディとレンズの送り先が違うと色々と面倒だからです。

ハワイに住んでいるとカメラ大国日本がどれだけ恵まれている環境かが分かりますw

 

【追加】フィルムは楽しめる

これはない、あれはないと散々なハワイですが、フィルムカメラ屋さんは一件あります。しかもお洒落なカカアコエリアに。

Treehouseというお店で、ここではフィルムの購入と現像をお願いする事が出来ます。

現像とスキャンは通常2、3日でやってくれます。フィルムカメラ好きなら是非一度ハワイでフィルム撮影から現像まで経験してみてはいかがでしょうか?

私はMamiya 645しかフィルムカメラは持っていないので35mmフィルムの値段は分かりませんが、ブローニーフィルムに関してはAmazonで買うよりもTreehouseで買った方が少し安いです。

というか最近のフィルム高い。。。

 

横断歩道は罰金だらけ

これ、冗談じゃなくてマジです。

ハワイで一番危険なのは横断歩道かもしれません。

まず第一に、横断歩道が赤信号の時や点滅中にわたると罰金$130です。

横断歩道がない所で道路を横断するともちろんそれも罰金です。

 

そしてあまり知られていませんが、スマホを見ながら、もしくはカメラのモニターを見ながら横断歩道を渡るのも罰金です。金額は忘れましたが。。。

 

この法律、観光客が多いワイキキで一番気をつけないといけません。

最初に言った赤信号中や点滅中に横断すると罰金という法律が出来た時、それを知らなかった観光客が地元警察の良いカモにされていました。

 

観光客が戻り始めたいま、警察がお小遣い稼ぎに取り締まりを強化しても全くおかしくないので、気をつけて下さい。

 

ハワイはアメリカ【ちょい追加】

良く忘れられがちですが、ハワイはアメリカの州です。

治安に関して日本の一般常識は通用しません。

コロナ以降ホームレスの増加や人々の心の余裕のなさからか最近犯罪が増えています。

しかも普通こんな所で銃撃たないだろうというよな場所でも発砲事件があったりします。

【追加】なんなら最近だと刀で客の腕を切り落とすコンビニ店員や、急に矢で射られた人など、銃以外の犯罪も増えてきています。

ただでさえ観光客は狙われやすい上に、高価なカメラを抱えていると真っ先にターゲットにされます。

カメラを出す際は周りをチェックし、カメラは常に抱えておきましょう。

地元カメラマンでも撮影中に置いていたカメラバッグを持っていかれたという事は良く耳にします。

また、車をレンタルする際は車内に絶対に荷物を残さない様にしましょう。

 

ドローン【ちょい追加】

ドローンは250g以下の物は申請なしで飛ばす事が出来ます。

それ以上の物となると事前に申請しないとダメなので気を付けましょう。

この変に関しては他で詳しく説明している所が多いので、ググってみて下さい笑

ちなみにミリタリーベース近くで飛ばすのは当然禁止です。多分撃ち落されます。

試した事ないので知らんけど。

【追加】飛行可能エリアに関してですが、B4UFLYというアプリのインストールをオススメします。このアプリを立ち上げると飛行可能エリアが分かります。

ちなみに私はDJIの小型ドローンを持っていますが、以前飛行禁止エリアでフライトアプリを起動したら「ここは飛行禁止エリアです。飛ばすのは自己責任です」的なメッセージが出ました。友人はこのメッセージを無視して飛ばしていたら警察から電話がかかってきたとかw 友人は電話に出なかったので出ていたらどうなっていたか分かりませんがw

 

サングラスと虹の相性最悪

ハワイといえば虹。

カメラ好きだったら是非虹の写真を撮りたいですよね?

そしてハワイにいるとサングラスをかける方が多いと思います。

私もムスカ並みに目が光に弱いので外で撮影するときは基本サングラスなのですが、

これ、最近知ったのですが、サングラスをかけていると角度によっては虹が見えません。。。

サングラスの仕組みが良く分からないのですが、周りの人が虹~と言ってる時に自分だけ見えなくて何~?となった事が過去に何度か。そしてサングラスを外すと見事な虹が見えるではないですか。

全てのサングラスのタイプがそうか分かりませんが、虹を絶対撮りたい~という方はサングラスをかけない人と一緒に行動すれば教えてくれるでしょうw

 

また何か思いついたら更新したいと思います。

 

ではでは