アロハシャツとコーヒー

ハワイ在住のアロハシャツ&ハワイアンコーヒーオタクのブログ。

お気に入りハワイアンコーヒー

アロハ♪

 

今日はハワイアンコーヒーについて書きたいと思います。

 

と、その前に大事な質問。

 

皆さんどのようなコーヒーがお好きですか?

 

これ、コーヒーに限らず、味覚といった正解がない、個人の好き嫌いに左右される話をする上で大事なトピックだと思うのですよ。

 

コーヒーの味の話をする時に良く使われる表現で、「酸味がある」とか、「苦味が強い」とか、「フルーティー」とかありますよね?

 

酸味が強いコーヒーが好きだから苦味が強いコーヒーは苦手とか、フルーティーなコーヒーしか飲まないとか、人それぞれ味の好みがあります。

 

なので自分と似た味の感覚を持っている人の意見じゃない限り他人のオススメコーヒーなど聞いても意味がないと思うのですよ(いきなり過激発言)。

 

という事で本日はハワイアンコーヒー全般に関して軽くお話しした後、私が個人的に好きなコーヒーについて話したいと思いますが、先に私の好きなコーヒーのタイプをはっきりさせときたいと思います。

 

私は「苦味とボディが強いコーヒー」が好きです!

 

「酸味が強いコーヒー」はちょっと苦手です!

 

「フルーティーなコーヒー」は苦手じゃないですがお茶を飲んでる感覚になります!

 

ふー、スッキリした所で本編に入りたいと思います。

 

おしながき

 

 

 では早速参りましょ~。

 

ハワイアンコーヒー豆知識

豆知識1:

アメリカには50の州がありますが、その中でコーヒーを栽培できる環境が整っているのはハワイだけです。なのでコーヒーの世界で、「ハワイでナンバーワン」を取る事が出来れば実質アメリカナンバーワンです笑 なんでも良いのでアメリカナンバーワンの称号が欲しい方はハワイに移住してコーヒービジネスを始める事をオススメします笑 ちなみにこの事からホワイトハウスで晩餐会などがある時に提供されるのはハワイアンコーヒー、得にコナコーヒーと聞きます。

 

豆知識2:

コーヒーの豆にはいくつか種類があるのは皆さんご存知だと思いますが、ハワイの大半の豆がアラビカ種です。

百獣の王コーヒー

ハワイアンコーヒーと聞くと、あの百獣の王が描かれてるコーヒーを連想する人が多いと思います。実際にお土産でも定番だし、あのブランドのバニラマカダミアの香りをかぐとハワイを思い出す~という人も多いと聞きます。

 

が、

 

あのブランド、中身はハワイアンコーヒーじゃないんですよね~(問題発言)。

 

百獣の王コーヒーさんは、元々はオハイオ州で設立された会社で、後にハワイに移転してきました。ハワイで焙煎はしているものの、ハワイアンコーヒー豆を使用しているわけではないのです。

 

もちろん100%コナと書かれている商品や、関連ブランドであるロイヤルコナとかはちゃんとコナコーヒーを使っていますが、一番のヒット商品であるバニラマカダミアはハワイアンコーヒー豆を使用してはいません。

 

あ、私、決して百獣の王コーヒーさんが嫌いとか、否定している訳ではありません。オアフ島カリヒ地区に百獣の王コーヒーさんのカフェがあるのですが、水出しコーヒーめっちゃうまかったです!先ほど言ったバニラマカダミアも、味は自分の好みとは違いますが、香りは抜群だし、家に何かと転がっているので良く飲みます。

 

何が言いたいかと言いますと、ハワイのコーヒーは百獣の王コーヒーさんだけじゃなくて、他にも色々良いブランドがあるよ、という事です。

 

コナコーヒー

百獣の王コーヒーの次にハワイアンコーヒーで連想されるのがコナコーヒーでしょうか?

 

コナコーヒーはブルーマウンテンに次ぐ希少価値がある豆といわれており、ハワイアンコーヒーナンバーワンといえばコナコーヒーという印象を持っている方も多いと思います。

 

コナコーヒーはハワイ島のコナ地区で栽培される豆です。ハワイ島と言えばちょいちょい噴火しているキラウエア火山が有名ですが、ハワイ島には全部で5つ火山があります。

コナ地区にはその内の二つ、マウナロア火山とフアラライ火山があり、コナコーヒーはこの2つの火山で栽培されています。

 

ちなみにマウナロア火山は活火山なので、これが噴火したらコナコーヒーヤバいすね。。。

 

とはいえ、コナ地区の火山にはコーヒーが美味しく育つ条件が整っていると言われています。それが以下の条件。

 

1.日光の条件(直射日光と雲との日陰のバランス)と気温が21℃くらいで安定している

2.標高3千フィートくらい

3.丁度良い降水量

4.火山の土がコーヒーの木の根を守るのに最適な排水性をもっている

 

もちろんこれらの条件がなくてもコーヒーの木は育ちますが、こういった所もコナコーヒーの希少性に繋がっており、ハワイで栽培されている他のコーヒー豆に差をつけています。

 

そしてここまで書いてこれを言うのは申し訳ないのですが、

 

私コナコーヒー苦手なのが多いんすよね~(超問題発言)。

 

冒頭でも言った通り、私、酸味が強いコーヒーが苦手なのですが、コナコーヒーの味の特徴を上げるときに真っ先に言われるのが酸味。もちろん酸味が強いコナコーヒーもあれば、控えめな物もあります。

 

ちなみに私は決して酸味そのものが苦手な訳ではありません。

柑橘類の果物は好きですし、何なら好きな調味料はポン酢です(あと味噌)。

 

でもコーヒーに酸味は求めてないんですよね~。多分酸味が強いコーヒーを飲みなれてないせいか、酸味が強いコーヒーを飲むとなんかコーヒーじゃない物を飲んでいる気になってしまうというか。いつか私もコナコーヒーに目覚めるのでしょうか?

 

あ、そういえば、先ほど言った百獣の王コーヒーカフェで飲んだ水出しコーヒーは100%コナの水出しでしたが、それは香ばしくてとっても美味しかったです。

 

他にもハワイ大学の近く、マノア地区にあるMorning Glass Coffeeで飲んだSucker Punchというドリンクはレモネードにエスプレッソを加えた物でとても美味しかったです。なので酸味+コーヒーが全くダメというわけでもなさそうです。

 

多分まだ自分が好きなブランドと出会えてないだけですね笑

 

個人的に好きなコーヒー2選

そしてようやく本日のメイン、私が個人的に好きなコーヒーを2つ紹介したいと思います。

 

まずはこちら

 

カウアイコーヒー

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24ozのでかい袋

その名の通りカウアイ島で栽培されているコーヒーで、実はカウアイコーヒーはコーヒーの生産量だけで言うとハワイナンバーワン!すなわち全米ナンバーワン!

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カウアイコーヒーの豆


生産量が多いと聞くとイメージが悪いかもしれませんし、豆を全て手づかみで取っているコナと違ってカウアイコーヒーは機会式。悪い豆も一緒にピッキングされてしまいます。

 

が、

 

カウアイコーヒーは個人的に毎日飲んでも飽きない味!

 

味の特徴は苦味が強く、ボディも程よくある感じ。

 

ボクサーにたとえるなら、ちょっと重いストレートパンチな感じですね。

 

キャラメルなんとか~とかそんな感じの甘いコーヒードリンクを作るのにぴったりな苦味レベルだと思います。

 

私はいつもコスコ(日本語だとコストコ)で大きな袋を買って常備しています。

大きな袋だと最後の方は(むしろ開封二日後とかには)鮮度が落ちているのでハンドドリップをする際にほとんど膨らまないですが、毎日飲むコーヒーにそんな繊細さを求めてはだめですよ笑 

 

カウアイコーヒーは美味しいし、大好きですが、世界一だ~とは思っていないです。なんでしょう、色々と丁度よいのですよ。コスパ最高です。

 

カウアイコーヒーは日本語対応しているサイトがあるので日本からも注文できる、はず!

japanese.kauaicoffee.com

色々とバランスの良いコーヒーなので、ハワイアンコーヒーを飲んだ事がない方の最初のコーヒーとして是非オススメします。

 

カウコーヒー

最後に紹介したいのがカウコーヒー。さっきがカウアイで今度はカウってちょっとややこしいですね笑

 

カウコーヒーはコナコーヒーと同じハワイ島で栽培されている豆。マウナロア西側に位置するのがコナ地区で、山をまたいで東側に位置するのがカウ地区です。

 

このカウコーヒー、同じ島のコナばかり脚光を浴びているせいで、その影に潜んでしまい最近まで知名度が圧倒的に低かったのです。

 

アラモアナショッピングセンターにある某有名ホノルルなコーヒー屋さんで豆を探していた時に、店員のお姉さんに「カウコーヒーの豆ある?」と聞いたら「ないけど、コナならあるわよ。同じ島で数マイルしか離れてないから同じような感じよ」と言われましたが、

 

おいおいおい~!

 

ここの教育はどうなってるね~ん!

 

バリスタチャンピオンも出ているし、ハワイのイケイケカフェを開いている人は大抵ここの出身でしょう~が~!

 

カウとコナは全然特徴が違います!

 

酸味が特徴のコナと違ってカウは酸味のさの字もありません。

 

コナの特徴は「強い苦味とそれをしっかりとサポートするボディ」。

 

冒頭で説明した私が好きなコーヒーのタイプはカウによって形成されました。

 

苦味を数字で表すと、超苦いが10の場合カウは8から9くらいの苦味。

 

そしてボディは7から8くらいの感じ(たまに10に感じる事も)。

 

ボクサーに例えるならボディブローです。

 

ぐは~ってきます。なので毎日飲むと多分飽きが来てしまうと思います。

 

私は2か月に1回とか、お店でセールしている時に買います。

 

なんせ一袋の量が少ないのに良いお値段するんすよ。

 

まぁ鮮度がある内に飲み切りたいので一袋の量が少ないのは賛成ですが。

 

ちなみに私はカウコーヒーは2ブランドしか飲んだことがないので、全てのカウコーヒーの特徴がこうだとは言えません。なので新しいカウコーヒーを飲んだら都度報告しますね。

 

私が普段飲んでいるのはこちらのカウ。

 

Hawaii's Finest Specialties 100% Ka'u Coffee

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Hawaii's Finest Specialties 100% Ka'u Coffee


このシリーズのカウが近所のスーパーでも買えるのでセール時期に買います。

中身は、、、どこの農園のなんでしょうね?ちなみに4ozで通常$17くらいでセールの時は$13くらい。ひゃ~・

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美味しいのです


どこの農園か判明したら報告しますね。

 

あ、最後になりますが、私がいつもハンドドリップに使っているのはボダムのプアオーバードリップ式コーヒーメーカーです。

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ボダム

上の写真はStay Home期間が長かったので自宅の庭でアロハを着てハンドドリップをするという謎のテンションの上げ方をした時の自撮りです(恥ずかし~)。

 

ボダムは大手コーヒー機材メーカーで、こちらのプアオーバーはタコツボみたいなグラスの上にステンレスドリッパーをセットできるサーバーとドリッパーの一体型みたいなやつです。ボダムはアメリカの量販店で取り扱われている率が最も高いブランドなので、ハワイの人がハンドドリップを始める時はこれが一番メジャーではないでしょうか?ちなみに私はフレンチプレスメーカーもボダム。あ、上の写真で使用している電子ケトルもボダム(決してボダムの回し者ではないです笑)

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ぽたぽた落ちてる所を見るのは幸せ

カウコーヒーの話に戻りますが、私がいつも味わっているカウコーヒーはこのボダムで淹れた物なのですが、最近Maranelloというステンレスドリッパーを貰ったのでそちらでも同じ条件で淹れて味比べをしてみました。すると同じ温度、同じ水の量、同じ人が入れたコーヒーでもMaranelloだとさらに苦味が増します。

 

もしかしたら日本でポピュラーなHario V60とかKalitaを使ったらまた違う味になるかもですね。

 

カウコーヒーを布教したい私としては日本人がもっとも馴染みのあるドリッパーを使った方がより味を伝えられると思うので、その内V60も購入したいと思います。

 

当ブログのコーヒーネタはこんな感じで私が購入した豆の感想や、試した飲み方などについて書く予定ですので、ハワイ在住のコーヒー好きがどんな事をやるのか興味がある方は是非またチェックしてみて下さい。

 

では!